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音影列伝 第八章

新隊員として漣了太狼を迎えた音影は、
四弦奏者を公式にオーディションという形で募集開始しつつ、心機一転、活動を再開。
さしあたり公演は凄腕四弦奏者に助っ人を頼み、まずは「Circus Circus Circus」と題された全国巡業に出た。
石鹸屋、ザ・キャプテンズ、GELUGUGU、そして音影という、ジャンルの壁を越えた4バンドでオムニバスアルバムを発売し、そしてその4バンドで全国11箇所をまわるライヴツアーを敢行し、各地で着実に仲間を増やしてきた。
一方、九尾のお弓はその巡業中も毎回登場し、音影を苦しめ続けた。

音影は毎度毎度お弓の攻撃を撃退しながら、その公演の合間に、オーディションに応募してきた忍者見習いの四弦奏者達と会って音も合わせ続けていたのだが、ツアーも後半を迎えようかというところで遂に大いなる可能性を秘めた新人と出会った。

早速その新人を音影隊員として恥ずかしくないように鍛えるべく、特訓に入りたかったのだが、ライヴツアー真っ最中だったため、音影は公演を続けなければならなかった。その間に新隊員には、助っ人で参加してくれていた内山博登(HUMANS OUL)に弟子入りしてその技術の伝承をしてもらっていた。

全国巡業は大成功、大盛況で幕を閉じたのだが、そこでお弓は、音影結成二周年祭で決着をつけようと宣戦布告をしてきた。その際には、お弓率いる幻魔くノ一九番隊も総出で攻めてくるという事を聞き、音影としても新体制で迎え撃つべく、巡業後の短い期間ではあったものの、新隊員を立派な忍者にすべく、さらなる特訓を施した。

特訓の末、新隊員は諸星星夜という名前の忍者として生まれ変わり、音影の正式な隊員として活動する事になった。

そして音影結成二周年祭の日。
諸星星夜がいきなり幻魔くノ一九番隊に捕まり、お弓の罠で漣了太狼も倒されかけ、大いなる危機にさらされた音影であったが、諸星星夜の活躍で幻魔くノ一九番隊は壊滅。そして漣了太狼の機転により、お弓も打ち倒す事ができ、九尾のお弓率いる幻魔くノ一九番隊との戦いも、無事、音影の完全勝利で幕を閉じる事ができた。

しかし、まだまだ戦いは終わらない。
まだ見ぬ敵との新たな戦いに備えて、諸星星夜を迎えて新体制となった新生音影は、修行を続けていくのであった。