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音影列伝 第十三章

大きな戦いを終え、さらなる仲間を増やす為に活動を続けていく音影の前に、突然一人の女性が助けを求めに現れた。

その女性とは、了太狼の姉、お蝶であった。

お蝶によると、漣家は了太狼が家出した後、父は跡継ぎにとある男を養子に迎え、幻太狼と名づけたという。
しかし、その幻太狼の陰謀により、父が殺され、その陰謀を知ったお蝶の命も狙われた為、了太狼と音影に助けを求めに来たという事であった。

幻太狼はお蝶を追って早速音影の前に現れた。
凄腕の剣士である幻太狼は、家臣と共に音影と好勝負を繰り広げる中で、自分が実は澁谷西月讀巻で音影に倒された幻龍斎の息子である事と、幻魔忍軍の命を受け、漣家の乗っ取りを企てた事を告白した。

幻龍斎を倒した李維と、幻龍斎の息子である幻太狼による因縁の勝負となったが、李維は幻太狼を見事倒した。

お蝶は漣家を立て直す為に一時異次元へ帰ったが、そこで驚愕の事実を知った。
倒されたと思っていた幻太狼は、実は影武者だったのだ。

お蝶と漣家の家臣達は、本物の幻太狼に洗脳の術をかけられてしまい、幻太狼は漣家の乗っ取りに成功したのだが、父である幻龍斎を音影に倒されたけじめをつける為に、5月4日、下北沢ReGに現れた。

因縁の相手、李維と幻太狼は大接戦となり、一時相打ちとなった。
そこをまた別の因縁の相手である了太狼が幻太狼に勝負を挑み、李維と了太狼に対し、幻太狼とその家臣が相対する四つ巴の勝負となった。

こちらも大接戦の末、何とか音影が勝利した。
これにより、どちらにとってもけじめがついたのだが、洗脳されたままであるお蝶と家臣達を助ける為、そして乗っ取られてしまった漣家を立て直す為に、了太狼は音影の卒業を決意し、異次元へ帰っていった。

そして音影は四人となり、さらなる戦いへ向けて修行を続けていくのであった。