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音影列伝 第六章

死闘の末勝ち取った「夜櫻巻」に秘められた櫻の神の力により、櫻の心を伝えるためにどこへでも行ける能力を手に入れた音影は、まず国内で新たな仲間を集めるべく、初の東名阪ツアーを行った。

各地で手ごたえを掴んだ東名阪ツアーのファイナルと、音影初の公式本「音影萬川集海」の発売記念を兼ねた「宴之陣〜其の三」を、ゲビルとの2マンライヴという形で、3月22日に大塚DEEPA で開催。満員御礼の大成功をおさめた。

しかしそこで再びあらわれた氷室大蛇が撃斗の生き別れになった母親である疾風のお鈴は、日本にはいないと言って去っていった。

日本にいないのであれば世界か? 音影はさらなる仲間集めと、疾風のお鈴の行方を探しに世界へ旅立った!

2009年4月、アメリカ、フランス、ドイツ、オランダ、そして日本と、5カ国8公演に及んだ、「世界忍者戦音影」と題した初のワールドツアーを敢行。各地で大盛況の大成功をおさめた。世界中で新たな仲間をおおいに増やした音影であったが、一方で疾風のお鈴の行方は掴めないままでいた。

そのワールドツアーのファイナルと、音影初のDVD「音影鶯谷夜櫻巻」の発売記念を兼ねたイベント「宴之陣〜其の四」を4月22日に大塚DEEPAで開催。こちらも大成功だったのだが、やはり疾風のお鈴の行方が気になっていた。

そんな中、またも登場した氷室大蛇が、遂に疾風のお鈴の居所を明かした。何と疾風のお鈴は、幻魔忍軍に捕らえられて異次元にいると言う。

いてもたってもいられなくなった撃斗が単身異次元に乗り込み、疾風のお鈴の行方を調べると、海の中で生きたまま氷づけにされているお鈴の姿を見つけた。助けようにも、氷を砕いたら一緒にお鈴の身体も粉々になりかねないし、氷を溶かすべく火を使おうにも水の中で使えない。悩みに悩み抜いた撃斗は一時こちらの次元に戻り、公演の中で、仲間達へ向けて、異次元へ帰り母親を守る事にすると発表した。

仲間達に大きな衝撃を与えた撃斗の音影卒業発表だったが、その最後のけじめとして6月14日、秋葉原CLUB GOODMANにて音影単独公演を行い、そこで怨敵氷室大蛇と決着をつける事になった。

そして運命の6月14日、氷室大蛇との戦いはある意味熾烈を極めたのだが、最終的には撃斗の忍術により、氷室大蛇が改心する結果となった。

撃斗も「本当に悪いのは幻朧斎だ」と、氷室大蛇を許し、そしてその幻朧斎の魔の手から、母親である疾風のお鈴を守る為に一人、異次元へ帰っていったのであった。

結成依頼の隊員であった鈴村撃斗の卒業によって、大いなるピンチを迎えた音影は、新しい隊員探しに奔走するのであった。