第一章 / 第二章 / 第三章 / 第四章 / 第五章 / 第六章 / 第七章 / 第八章 / 第九章 / 第十章 / 第十一章 / 第十二章 / 第十三章 / 第十四章 / 第十五章 / 新章 /
音影列伝 第七章

撃斗の卒業により、新隊員探しに奔走する音影であったが、偉大な四弦奏者であった撃斗の後任はそう簡単には見つからなかった。しかしだからと言って、仲間を増やすためにも必要不可欠な公演を欠かすわけにはいかない。
そこでその都度、助っ人を頼みながら公演を行う事にした。

ひとつひとつの公演を着実にこなし、少しずつ新たな仲間も増やしてきた音影だったが、助っ人はやはり助っ人でしかない。四弦奏者としては優れていても忍者ではなかったり、忍者になろうとしてもその過酷さについていけなかったりと、結局後任は決まらないまま時が過ぎていってしまった。

そんな中、遂に新隊員候補として鬼丸が旧知の仲であるという漣了太狼を連れてきた。音影と了太狼は即座に意気投合。了太狼自身も幻魔忍軍と少なからず因縁がある事もわかり、正式隊員として音影に参加した。
これで音影も磐石と思われたが、ひとつだけ問題があった。
了太狼は、四弦奏者ではなく、六弦奏者だったのである。

新たな六弦奏者が加わり、音の忍術の力も強くなった音影ではあったが、いまだ四弦奏者は見つからないままである。しかしどこかに隠れた実力者がいるはずと信じ、その実力者を探す意味でも、音影は公演を続けていこうと決心した。

そんな音影の前に幻魔忍軍からの新たな刺客がやってきた。
幻魔くノ一九番隊隊長、九尾のお弓である。変幻自在の変身忍術を使うというお弓は、音影の新隊員、漣了太狼の家で雇われていた凄腕のくノ一だという。
因縁浅からぬ新たな敵との戦いも避けられない。
音影の未来は如何に?